ものをかくされる~小学校のいじめについて~

□ ほのぼの日記

僕は東京都の小学校に通っています。小学5年生です。
一学期のおわりくらいから、僕の物がよくなくなるようになりました。
はじまりは僕の名札でした。自分で忘れたかと思っていましたが、数日後下駄箱のうらからでてきました。
誰かがやってるなと思いました。

 

僕はクラスで一番背が高く、体重は三番目くらいです。けんかとか嫌いで、他の子をいじめたりしないので優しいといわれます。僕が手を出さないのでよく他の男子が僕にちょっかいをだしてきますが、そういう時だけ「あっちいけ」といいます。僕は音楽とかが好きです。
お母さんはいつも「自分の物はきちんと片付けなさい」とか「部屋がちらかっててだらしない」とかいって僕を怒ります。うるさいなと思いますが、僕がだらしないからしかたがないと思っています。学校で僕の物がなくなるのも、最初は「あなたがだらしないからよ」と怒られました。

 

それがはじまりでした。
最初は一週間ごと、そのうち3日ごとくらいに物がなくなるのです。
エンピツ、ケシゴム、筆箱、教科書、ノート、音楽で使うリコーダー、 どんどんなくなり、いつもトイレの大便するところやごみ箱とか関係ないところで発見されました。
エンピツが折られてたり、消しゴムがカッターで切られてたり、すごくいやな気持ちになりました。
頭にきて、先生に話すと、先生はすごく怒ってクラスのみんなに僕の物をとった犯人は誰かと聞きましたが、誰も名乗り出ませんでした。

 

僕は「コンチクショー 誰が僕の物とってんだー」と思いました。
犯人はきっとワルのあいつか子分のあいつかと思いましたが、証拠がないのでがまんしていました。

 

授業の間の5分休み時間に、トイレとか水のみにいくとき、となりの席の子とペアになって、片方ずつしか教室をでていってはいけないというルールを先生がつくり、20分休みは先生が監視することになり、僕の物をとった犯人探しはクラス中の話題になりました。誰が犯人だと思う?という話でもちきりでした。

 

でも僕の物は相変らずとられました。えんぴつが折られたり、消しゴムが切られたりしていました。
監視しあったりしているのにとられるし、クラスの雰囲気は悪くなるし、最悪でした。先生もいらいらしているようでした。警察なら指紋をとったりするのに、こどもにはできないとのことなので。
いつまでも監視しあって、でも僕のものはとられるという感じが続きました。3カ月くらい続きました。
ちっとも楽しくないし、学校もいやになりましたが、むりやり学校にいきました。

 

あるとき僕の家の前にとめてあった自転車のどろよけがが誰かにはずされていました。
僕は今度こそサイコーにむかつきました。
おとうさんにたのんでなおしてもらいました。
おとうさんに「誰がやったんだ」ときかれたので、 あいつかあいつの子分だと思うといいました。
「そのことを相手にいったのか」とおとうさんがいうので
まだいってないといいました。
あいつらは他のクラスにも仲間がいる悪いグループでいつも何人かで行動をしているので、ひとりだと負けるなという気持ちがありました。

 

でもやっぱりサイコーにむかついていたので、学校でわざとすごんで、あいつにきいてみました。
僕 「おまえさ おれの自転車の部品はずされちまったんだけど しらねえか」
あいつ 「おまえの自転車なんてしらねえよ」
僕 「うそつけー。おまえこのまえおれの自転車みて、おまえの自転車新しいのかとか聞いてたろ」
あいつ 「うるせえ」
といって走っていってしまいました。
僕はやっぱりこいつが犯人だと思いました。

 

次の日の昼、また僕の書道セットがとられました。すぐに先生にいうと先生は「はい」とうんざりした様子でした。
ところが夕方になると、とられた書道セットが同じ場所にもどされていたのだ。
僕はもう、がっかりしてしまっていました。
夕方先生の様子が違っていた。
先生 「君がかんちがいをしているんじゃないのか?ほんとはうっかりしてただけで、よく確認もしないで、君の物はとられてなかったじゃないか」
僕 「たしかに確認しました。書道セットは昼はありませんでした」
先生 「でもその時間はだれも君の書道セットには近づいていないという証言があるんだ」
僕 「でも確かになかったんです」
先生 「君のいうことにはつじつまがあっていない。君を信用できない。他の先生にもお願いして注意してみてもらっているんだ」
先生はついに、僕が犯人だと思ってしまったようだ。くやしくてくやしくて涙がでた。
おかあさんも先生に呼び出され、「息子さんを信用できない」とかいわれていた。

 

お父さんに相談してみました。
お父さんは激怒して「先生に頼って相談して、結果的に先生に疑われて・・・お前は本当にバカだ。」といわれました。
次の日、先生に
僕は今日から物をとられても先生に相談しません。オヤジに怒られました。自分のことは自分でやれといわれました。
とお話しました。先生はびっくりしていましたが、重い感じで「わかりました」といいました。
自作自演してるなんて言われるのはとてもくやしいです。
人生山あり谷ありと言うし、自分の心の皿を広く持つのが僕は、大切だと思います。

 

次の日の帰り道僕がひとりで帰ろうとすると、いきなりまちぶせされて あいつの親友の悪グループの手下の二人がおそいかかってきました。
僕はびっくりしましたが、サイコーにむかついていたので ひとりが僕にとびげりをしてきた時、足を両手でつかまえて地面にはらいました。
むこうは二人とも驚いていたようでしたが、二人を捕まえてほっぺたをげんこつで思い切りぶんなぐって「おまえもう一回したらぶっ殺すぞ」と顔の前で大声でいいました。
二人を転ばしている間にバカヤローといって走って逃げました。
やつらはグループなので、きっと仕返しにくると思いました。それを考えると少し怖いと思いましたが、あいつの子分をやっつけたので、ひさびさにすかっとしました。

 

次の日の帰り道、ついにあいつ本人が、違う悪友達と二人でまちぶせし、きのうの仕返しをしてきました。
僕は2年生の時にこいつにけんかで負けたことがあるので、むこうは勝てると思っていきなりなぐりかかってきました。
あいつのパンチが左肩にあたりましたが、ちっともききませんでした。ついに僕の物を取った犯人がでてきたと思ったので、全然こわくありませんでした。
僕はあいつの顔面を思いっきりぶんなぐり、もうひとりの子分もなぐりました。
僕はずっと我慢していたので、あいつの顔がまっかになり半泣きになっているのをみて、ここまで我慢した甲斐があったと思いました。
あいつに「おまえもう一回したらぶっ殺すぞ」ときのうと同じセリフをわざと顔の前で大声でいいました。二人を残して走って帰りました。
今度はどんな仕返しがあるのかわかりません。あいつには悪い中学生の兄キがいます。それを考えると、少し怖い気持ちになりますが、何があっても僕は勇気をだして自分で解決していこうと思っています。

 

次の日は待ち伏せされませんでした。
それ以来僕の物はなくなっていません。またとられてもあんまりがっかりしないようにしていきたいと思います。
先生もケンカの話を聞きつけ、僕が犯人でないとわかったみたいで、なんとなく僕にやさしくなりました。
でも物の片付けとかきちんとしないと、いろんなひとに迷惑がかかることもわかりました。

 

自由をもらうということは、責任も発生することだと思いました。
いまは責任感というなんとなく重い、けれど少し窮屈でない毎日になりました。



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“ものをかくされる~小学校のいじめについて~” への2件のフィードバック

  1. 鈴ねこ より:

    ランチの検索をしていたら偶然見つけました。
    もうずいぶん前の投稿のようですが、その後は元気にされているでしょうか?
    投稿を読んでいて本当にドキドキしました。
    私は40代女性ですが、自分の小学校時代を思い出しました。
    私の場合は、じっと我慢して耐えるしかありませんでした。
    自分が苦しんでいたことを言葉にすることさえ怖かったように思います。
    ご自分が感じていることをきちんと言葉にして体験されていることがすごい勇気があるなぁ、と、とても感心しました。
    いま、どうされているのかはわかりませんが、この経験があなたにとって、人生の糧になっていることをお祈りしています。

  2. 虎ノ門一族 より:

    コメントありがとうございます。これはずいぶん前の投稿ですね。子供の頃の軋轢は皆ご経験していることと思います。陰湿ないじめは一部でなかなかなくならないようですね。
    当時の彼はその後どうしているかを確認したところ、なんと今は大学生となり、サークルにバイトに楽しい学生生活を送っているとのことでした!
    我々もひとあんしんです。

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